頭のニオイやかゆみは毛穴汚れが原因!正しいヘアケア法とは?

2021-10-30

頭皮汚れの原因は毛穴にあり

嫌な匂いやベタつき、かゆみなどの頭皮トラブルが気になったら、毛穴に汚れが溜まっていないかを疑ってみましょう。
成人女性の毛髪は平均で10万本あると言われています。1つの毛穴から2〜3本の髪の毛が生えていることを考慮してもたくさんの毛穴(毛根)が頭に密集しているのが伺えますね。それだけの毛穴があるわけですから、頭皮トラブルのほとんどが毛穴で引き起こされていると言っても過言ではないでしょう。

 

 

毛穴汚れはなぜ残ってしまう?

毛穴汚れが残ってしまう原因には、シャンプーに問題がある場合が多いです。使っているシャンプーが自分の頭皮の状態に合っていないと、汚れを落としきれないだけでなく頭皮のコンディションがさらに悪くなってしまうことがあります。乾燥肌なのに、洗浄力の強すぎるシャンプーを使っていると逆にフケがでやすくなってしまうことも。
同様に、シャンプーの仕方も頭皮の清潔を保つためには重要です。頭皮に爪を立てて洗うと皮膚が傷ついてしまうので、シャンプーをする際には指の腹で洗うようにしましょう。
また、シャンプー後にしっかり髪を乾かさないと、雑菌が繁殖しやすい状態になり嫌な匂いがしやすくなってしまいます。
いずれにしても自分に合ったシャンプー剤を選んで、【汚れをこまめに落とす、そしてしっかり乾かす】ことが毛穴に汚れをためないためのポイントです。

 

 

毛穴汚れは放置するとどうなる?

毛穴の汚れは、元を辿ればその多くは皮脂です。皮脂は油なので、放置すると酸化してしまい過酸化脂質という物質に変化します。過酸化脂質は、脂漏性皮膚炎をはじめとした頭皮の皮脂過剰による炎症や、糖性湿疹といった湿疹の原因にもなってしまいます。
また汗や整髪料などの汚れも溜まってしまうことで、頭皮が荒れたり臭う原因となるので注意が必要です。

 

 

毛穴を綺麗にする正しいヘアケア法

 

1.シャンプー前はブラッシング

シャンプーをする前は、髪の長さに関係なくブラッシングを行いましょう。そうすることで、毛髪についた汚れが落ちやすくなって洗いやすくなります。

 

2.シャンプーはしっかり泡立ててよくすすぐ

シャンプーは使う量よりも、泡の質が大切です。たくさんプッシュしてもしっかり泡を立てられなければ上手に洗うことができません。まずは空気を含ませるようなイメージでシャンプーを泡立てて、それから頭皮を洗っていきましょう。
そして、髪や頭皮にシャンプー剤が残らないようにしっかりとすすぎます。すすぎは、自分でやると意外と甘くなってしまうことが多いのでいつもの時間の2倍の時間をかけるイメージで行うといいですよ。

 

3.髪を洗ったらドライヤーで乾かす

洗髪ができたら、髪を乾かす習慣をつけましょう。そうすることで、ニオイやかゆみなどを減らすことができます。ドライヤーは近すぎると髪と頭皮に良くないので最低でも10cm程度は離して、毛先よりも先に地肌から乾かすようにしましょう。

 

 

オゾントリートメントは毛穴汚れに効果的

酸化が進んでしまった毛穴汚れは、なかなか普通のシャンプーでは落としにくいものです。
そこでおすすめなのが、当店で人気のオゾントリートメント。
このトリートメントは、毛穴にオゾンがアプローチすることで、【殺菌・消臭・クレンジング】の3つの役割があるトリートメントです。
ヘアカラーやパーマと一緒にすることで薬剤による髪のダメージ軽減もできますし、カットだけの場合でも、定期的なスペシャル頭皮ケアとして自宅ではできない頭皮洗浄を行うことができます。
頭皮トラブルが気になったらぜひ、他のメニューと組み合わせて試してみて下さい。