ブログBlog
タイトル
「美容師が教える!髪のパサつきや乾燥の理由と正しいケア方法とは?」
女性であれば、いつでもサラサラな髪の毛でありたいですよね。ですがサロンにいらっしゃるお客様には「パサつきが気になる」という髪の悩みを持たれる方がとても多いです。「パサつきやすい髪質だから諦めるしかないの?」と思っている方もいるかもしれませんがそんなことはありませんよ。今回は髪のパサつきの理由やケア方法について紹介していきます。
髪のパサつきの2大原因
髪の内部がダメージを受けている
髪の毛は3層からできています。かっぱ巻きのような海苔巻きをイメージすると分かりやすいのですが、髪の内側に芯のような組織があり、その周りを取り囲むたんぱく質の組織とがあります。この内部の組織が損傷を受けていると、髪はパサつきやすくなるんです。
損傷の原因には、繰り返し行ったパーマやヘアカラーの薬剤ダメージや、ドライヤー・ヘアアイロンなどの熱によるダメージなどが考えられます。これらのダメージが蓄積されていくことで、髪に本来備わっている栄養や水分などが流出することで乾燥が進み、カサカサとした髪になってしまうのです。
キューティクルがダメージを受けている
キューティクルとは髪の表面にあるうろこ状の組織です。海苔巻きでいう、海苔の部分にあたりますね。このキューティクルがダメージを受けると剥がれたり欠けたりします。
すると内部のダメージもさらに進行し、パサついて広がりやすい髪になるんです。それ以外にも静電気が起きやすくなったり、カラーの退色がしやすいなどのデメリットも。
美髪にするための効果的なケア方法とは?
シャンプーとトリートメントをこだわって
髪のパサつきを考えるにあたって外せないのがシャンプーです。毎日使うものだから、髪に優しい洗浄成分のものがいいですね。最近では、オイルインタイプのシャンプーもパサつきが抑えられることで人気です。洗髪するときの髪同士の摩擦を最小限に抑えられるよう、しっかり泡立てて洗うのがポイントです。トリートメントは補修力と保湿力に優れたものをチョイスしましょう。トリートメントをつけてホットタオルで髪を巻くと、より浸透がよくなりますよ。
ドライヤー前にはヘアオイルを
髪は濡れているときが1番ダメージしやすく繊細な状態になっています。お風呂上りにはなるべくドライヤーでしっかり乾かすようにしてください。乾かす前にはヘアオイルを髪につけるのがおすすめ。パサつきが感じられるということは髪が乾燥している状態なので、オイルで保湿し髪の潤いを守りましょう。
スタイリング剤はオイルやミルクタイプ、バームが◎!
スタイリング剤はハードなワックスやジェルよりも、髪に油分を与えてくれるオイルやバーム類がいいですよ。ワックスと違い、トリートメント感覚で使えるものも多いので、スタイリングをしながらヘアケアもできて一石二鳥なアイテムです。
パサつきは髪からのSOS!早めの対策を
髪がパサついているということは、ダメージが溜まってきているということでもあります。なので、うねりや切れ毛、枝毛といったトラブルも同時に増えやすくなっているでしょう。普段よりもパサつきが気になってきたら当店ではオゾントリートメントやエンジェルトリートメントをおすすめしています。カラーやパーマをする方は特に、綺麗な髪を保つためにもトリートメントの同時施術をしてあげると良いですよ!