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髪は冷房や紫外線を浴びるとダメージを受けます。
ダメージを受けた髪はキューティクルが剥がれやすくなったり、
キューティクルが剝がれてツヤがなくなったり、髪がきしんだりと
質感が悪くなります。放っておくと髪の内部の成分が流出し、毛髪内部に
空洞ができてスカスカになり切れ毛や枝毛など深刻なダメージが起きてしまう
こともあります。
夏はいつも以上に傷みやすくなる要因が多くなっているので、お手入れを
しっかりしましょう。
髪の毛は濡れている状態で摩擦を受けるとキューティクルが剝がれやすく
なるのでヘアケアはとにかく摩擦を起こさないよう心がけましょう。
≪シャンプー前の下準備≫
1、先ずは髪を濡らす前にブラッシングをしましょう。
先述したとおり髪は濡らすと傷みやすくなります。髪を濡らす前に
ブラッシングを行い、髪の絡まりをといておきましょう。ワックスなどの
スタイリング剤をつけている場合は先に手でほぐしてから優しくブラッシングしましょう。
2、しっかりと予洗いしましょう。全体的に髪のブラッシングをしたらぬるめのシャワー
を髪の根元にあててしっかりと予洗いします。ポイントとしては「髪を濡らす」のではなく
「予洗いするという意識」で行ってください。2分間程、頭皮マッサージをしながら汚れを
落とします。この工程をしっかり行うことで汚れの7割が落ちるとも言われています。
しっかり予洗いすることでシャンプーの泡立ちも良くなり摩擦することを軽減できます。
≪シャンプーを泡立てる≫
3、シャンプーの原液を頭の上で直接、泡立てると摩擦にもつながります。
手の上でモコモコになるまで泡立てる必要はありませんが手の平全体になじませ水と空気を
含ませると軽く泡立てることが出来ます。そうする髪につけた後の泡立ちが良くなります。
4,タップリの泡で髪を洗うのは良いのですが、濡れた髪を触れば触るほど摩擦ダメージに
つながります。なので髪同士を擦り合わせるのではなく、頭皮を洗うように意識して洗いましょう。
髪の汚れは泡が落としてくれるのでゴシゴシと強くしないで優しく洗いましょう。
≪トリートメント・コンディショナー≫
5、トリートメント・コンディショナーを手に取ったら、まず毛先に重点的につけましょう。
(キューティクルのダメージは毛先から進行します。)
その後、手に残った分を全体になじませます。
6、髪の表面だけでなく内側の髪にも成分を届けるように意識してなじませます。
この時、粗目のコームでとかしてあげるとトリートメント・コンディショナーの成分をムラなく行き渡らせることが出来ます。
それからよくすすぎましょう。
7、ドライヤーは髪が傷むからと自然乾燥で過ごしていませんか?
濡れた髪はキューティクルがダメージを受けやすいので濡れたまま放置するのはNG!
お風呂から上がったら素早くタオルドライしてシッカリ水分を取ってなるべく早めに乾かしましょう。
※ドライヤーをする前に洗い流さないトリートメント(ヒートプロテイン配合)のアイラを
つけるとドライヤーの熱から守ってくれるのでおススメです。
8、髪の根元部分は1番乾きにくいので根元に指を入れ髪をかき上げるようにして頭皮を中心に乾かします。
ポイントとしてはドライヤーの熱が一ヵ所に集中しないようかき上げる部分を変えて行きましょう。
この時、出来ればドライヤーの風はキューティクルの流れに沿って上から下に向かってかけて下さい。
9、髪が乾いたら最後に冷風を上か下にあてながらブラッシングをしましょう。
このひと手間でキューティクルが引き締まりツヤ感アップ+ダメージを受けにくい髪に仕上がります。