10代や20代の頃に比べると、派手なカラーリングはしなくなる傾向にあるオトナ女子。ですが、ついつい毎回同じようなカラーにしてしまっていませんか？お気に入りのカラーがあるわけではなく、何となく何年も同じ髪色にしているのなら美容師としてはちょっぴり勿体なく感じてしまいます。なぜならカラーリングを変えるだけで、ガラリとおしゃれな雰囲気になることができるからです。そこで、30代以降でも似合うトレンドのカラーをいくつか紹介します！

 

 

1.カーキグレージュ

「グレージュ」とは、ベージュにグレー系のアッシュを足したカラーのこと。独特のくすみがおしゃれに感じられる髪色です。ブラウン系グレージュも人気ですが、オトナ女子におすすめなのが「カーキグレージュ」。
日本人の髪は赤みがでやすい特性があります。やや緑の色味が加わったデザインであるカーキグレージュは、そんな赤みを打ち消してくれる効果があるのです。緑と言っても、実際に染めてみると暗めにすればそこまで緑っぽくはならないので安心して下さい。独特のくすみが感じられるので、ただの黒髪では満足できないオトナ女子にはぴったりな髪色ですよ。

 

 

2.ブルージュ

ブルージュは、ブルーとベージュをミックスしたヘアカラー。こちらも髪の赤みを消して外国人のようなくすみ感と髪の柔らかさを表現できることで人気のカラーです。
ブルージュは寒色系カラーなので、カーキグレージュよりもさらに透明感やツヤっぽさが欲しい人におすすめです。

 

 

3.チェリーブラウン

ほんのりとピンクやレッド系の色味が感じられるチェリーブラウンは、いつまでもキュートな印象でいたい人に最適な髪色です。トーンを低めにすれば、白髪染めを利用しているオトナ女子でもできて、派手になりすぎる心配もありません。
この髪色は特に髪にツヤが出るので、髪質を綺麗に見せたい時にも良いカラーですね。

 

 

必要なのは「落ち着き感」と「こなれ感」

オトナ女子のカラーのポイントとなるのが、「落ち着き感」と「こなれ感」です。若い頃は、とにかく明るめの髪色にしたい！という願望が強かった人も、ダーク系カラーに落ち着く人がほとんど。白髪染めを使用していれば、暗い髪色がメインにはなりますし、低明度のカラーは大人っぽく上品に見えやすいのでオトナ女子に最適でしょう。ですが、ただの黒髪や茶髪よりも、さらに色味を加えてあげることで、おしゃれなこなれ感も演出することができますよ。
今回紹介した3つのカラーはどれも暗い髪色でもおしゃれに見える髪色です。ぜひ次のカラーの参考にしてみて下さいね。