あなたのくせ毛はどのタイプ?くせ毛の種類と原因まとめ

2020-03-10

一口にくせ毛といっても、構造や原因には様々なものがあります。そこで今回はくせ毛の種類や原因を紹介していきます。最後に対策の仕方もお伝えするので、くせ毛で困っている方は読んでみて下さいね。

 

 

【くせ毛の種類】

1.縮毛

毛が細くちぢれているようなくせ毛。このタイプのくせ毛はとても扱いが難しく、一般的なヘアスタイリングをするだけでもかなりの労力を要します。このタイプの方には縮毛矯正を行うことで髪質をおさえることを推奨する場合が多いでしょう。

 

2.捻転毛(ねんてんもう)

髪の毛がコイルのように捻れて生えてきてしまう髪質。同じ髪1本でも、場所によって太さが違うので、薬剤を伴う施術(パーマなど)をすると切れ毛になりやすいタイプです。捻れがつよいため、ツヤもでにくいのが特徴。

 

3.連珠毛(れんじゅもう)

数珠のように連鎖状に伸びた、細くチリチリした毛がこの連珠毛です。鎖がつながっているのをイメージするとわかりやすいかもしれません。日本人にはとても稀な髪質です。

 

4.波状毛

1本1本の髪は、一見普通の髪と変わらないようですが、長さが伸びてくるとウェーブ状にうねる髪質です。波状毛タイプのうねりがもっとも日本人には多く、襟足や前髪だけなどと部分的にうねりがでることもあります。

 

【くせ毛の原因】

くせ毛の原因には、先天的要素と後天的要素があります。先端的な要素としてあるのは、根本的に毛穴の形が歪んでしまっている状態。毛根歪みがあると、どうしても捻れやうねりなどのくせが生まれてしまうのです。
これは遺伝や体質による影響が強いため、根本的な原因を断つよりも、ヘアスタイルを工夫したり、縮毛矯正といったパーマをかけて髪質を変える必要があります。そして、後天的要素には、生活習慣の乱れや物理的なヘアダメージなどがあげられます。ホルモンバランスが乱れたりストレスがたまることで頭皮に老廃物がたまり、血行不良に陥りやすくなります。そうなると、髪質が悪くなりやすいのです。また、紫外線や度重なるカラー、パーマなどの外的ダメージでも髪がもろくなりやすくなります。毛髪内部が損傷することで、うねりやすくなってしまうのです。

 

 

くせ毛をなおすには?

改善できるくせ毛であれば、食習慣や生活バランス、ヘアケア方法を工夫していくことで、徐々に良い髪質にしていくことは可能です。偏った食事はやめて、タンパク質をはじめとした髪によい食べ物を積極的にとるようにしましょう。過度な飲酒や喫煙もさけ、きちんと睡眠をとることも大切です。
髪は水分量を一定に保つことで、雨の日でもうねりにくくなります。そのためには表面のキューティクルの補修ができるような、バリア機能があるトリートメントやヘアオイルをつけると良いですよ。