もう迷わない!ヘアスタイリング剤の種類と選び方を美容師 が簡単に説明します!

2020-03-31

スタイリング剤って種類が多すぎて何を使えばいいのかよく分からなくなりますよね。髪型やなりたいスタイルによっては、使用するスタイリング剤を間違えると、ベタついたり髪がぺしゃんこになることも!?
この記事では、簡単にスタイリング剤の種類と向いている髪型についてまとめているので、スタイリング剤を選ぶ参考にしてみて下さい。

 

 

スタイリング剤は、大まかに分けると7種類

スタイリング剤は実に様々なものがありますが、ザックリ分けると【ワックス・ジェル・ムース・ウォーター・オイル・ミルク・スプレー】の7種類に分けることができます。
それぞれの特徴や向いている髪型を紹介します。

 

1.ワックス

ワックスには、固いものや柔らかいものなどテクスチャーはいろいろあります。このスタイ
ング剤は、髪に質感をつけることや動きをつけるために使います。そして、ワックスにはオイルなどに比べてキープ力もあるのがポイント。
なので、カールや毛先の動きを際立たせたいというときに使用するようにしましょう。自分の髪質や髪の太さ、再現したいスタイルに合わせてワックスのテクスチャーは選ぶようにします。

 

【向いている髪型】

動きが良く出るベリーショート・ショートは特に向いています。ミディアムやロングも毛先につけて動きを出したり、髪をゴムでまとめるときにも役立ちます。

 

 

2.ジェル

ジェルやグリースは男性が使うイメージがあるかもしれませんが、最近は濡れ髪っぽさがでるということで、女性からも人気があります。女性が使用する場合は、あまりガチガチに固まりすぎないものにして、ハードタイプは避けるのが良いでしょう。

 

【向いている髪型】

ベリーショート・ショート

洗いざらしのような濡れ髪っぽさを出したいときに最適。ややワックスのような要素があるので短めの髪型のほうが向いています。

 

 

3.ムース

泡状のスタイリングです。ウェットにしながらワックスのようなキープ力があるので、パーマヘアーに向いています。

 

【向いている髪型】

パーマをかけたスタイル

パーマは濡らすと復活するので、ムースはへたったカールをボリュームアップさせて、そのままキープまでいっぺんにでき、とても便利です。

 

 

4.ウォーター

ヘアウォーターは主にストレートにするために使用するものが多いようですね。いわば、寝癖直し用スタイリング剤でしょうか。ヘアウォーターでもつけ過ぎるとベタつきを感じやすいので、かけすぎは注意が必要です。
普段から髪のパサつきが気になる方は、アウトバストリートメントを使用する方がおすすめ。当店ではレヴィッシュアイラトリートメントが人気です。このトリートメントは、エルカラクトンという熱に反応する成分が入っているので、これをつけてからドライヤーをするとベタつかないのにサラサラストレートになれますよ!

 

【向いている髪型】

ミディアム・ロング

 

 

5.オイル

ヘアオイルは、髪に油分を与えることで潤いを与えます。整髪料というよりかはトリートメントのような部類でしょう。ですが最近は、ナチュラルなヘアスタイルが多いので、スタイリング剤としても人気があります。
トリートメントとして使えるものであれば、そのまま寝てしまっても大丈夫なのが嬉しいポイント。キープ力は弱めですが、髪をしっかり洗って整髪料を落とさないといけない感覚がいらないので日常使いにいいですね。

 

【向いている髪型】

ボブ・ミディアム・ロング

 

 

6.ミルク

自然な柔らかい質感を出すのに使用します。こちらもキープ力はマイルドですが、比較的髪に優しく落としやすいスタイリング剤でしょう。

 

【向いている髪型】

パーマヘアー・ボブ・ミディアム・ロング

 

 

7.スプレー

スプレーは主に2つの種類があります。1つは髪にツヤを出すために使用するタイプ。これは使用感が軽く、まとめ髪をする際に便利です。もう1つは固めるタイプ。出した動きをホールドさせて固めるタイプですね。

 

【向いている髪型】

巻き髪・パーマヘアー・アップヘアー
部分的に、前髪を軽く固めたりするために使用するのも◯。

 

 

まとめ

いかがでしたか?それぞれのスタイリング剤の特性を知ることで、最適な選び方ができるようになるはずです。自分が目指す仕上がりをイメージしてスタイリング剤を選んでみるようにしましょう!