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「本当はパーマをかけてみたくても、髪が傷みそうなので敬遠してしまっている」という人はいませんか?漠然とパーマで髪が傷むという認識があっても、【なぜ髪が傷むのか】を理解している人は少ないかもしれません。そこで今回は、パーマとはどういったものなのか、種類別に簡単に紹介していきます。今は昔に比べて様々な種類のパーマがあり、傷みにくいものもあるのです。パーマの原理を知ることで、髪が傷まないよう対策や工夫がしやすくなりますよ!
コールドパーマ
現状、ほとんどの美容室で扱われている最も一般的なパーマがコールドパーマです。2種類の薬剤を使っていくため、2浴式コールドパーマとも言います。このパーマではロッドという髪を巻く筒状の道具で髪を巻いたら、1剤を塗布し常温状態で放置します。1剤では髪を軟化・膨潤させ髪の結合をほどき、カールをつくるための土台づくりをしていきます。その後2剤を塗布してカールの形状を髪に定着させるのです。
コールドパーマに使用される薬剤にもいくつか種類がありますが、比較的どの薬剤も1回の施術でのダメージは実はそれほど大きくありません。ですが、このパーマをすると髪が乾燥しやすくもなります。なので保湿ケアが大切になります。
クリープパーマ
クリープパーマは、簡単に言えばコールドパーマの手順に、加温を加えたものになります。1剤をつける前に専用のスチーマーや前処理剤を使い、1剤塗布後にもホットタオルやスチーマーで加温をします。(手順はサロンにより違うこともあります。)加温するぶん、カールの持ちも良くダメージもしにくいです。
水パーマ
通常のコールドパーマでは、1剤に髪のキューティクルを開くためのアルカリ剤が含まれています。このアルカリ剤はダメージの原因になってしまいます。それを超微粒子の、よりダメージになりにくい液体で補っているのが水パーマです。水蒸気でキューティクルを開くことから水パーマと呼ばれています。このパーマもダメージが少ないので乾燥毛や枝毛・切れ毛が気になる人に適しています。
デジタルパーマ
今まで紹介したものはすべてコールドパーマに付随するものですが、デジタルパーマはコールドパーマとは別の種類のパーマです。デジタルパーマでは、ロッドに電気で熱を加え髪を暖めて形状を記憶させます。また、乾いた状態の髪に施術していくのが特徴です。ロッドをとると驚くほどグリングリンになりますが、2剤をつけることでかけたいカール感に仕上がります。デジタルパーマはドライ状態から熱を扱うため、乾いている時にもっともカール感がでるパーマです。パーマがかかりにくいタイプの髪質の人でもしっかりとしたウェーブを出すことができます。
アイロンストレート
縮毛矯正やストレートパーマとも呼ばれるものです。これらも2種類の薬剤を使用しますが、今までのパーマと違い、1剤を塗った後に髪を乾かし、ヘアアイロンで髪をまっすぐにします。その状態で2剤を塗布することでストレートの形状を髪に記憶させるパーマです。
一般的に縮毛矯正のほうが薬剤が強く、しっかりとしたストレートヘアーにできます。一方でストレートパーマの中にはトリートメントのような感覚でできるものもあります。
縮毛矯正は髪にダメージが多すぎるとちぎれてしまう心配があり行うことができません。施術後も定期的にトリートメントをした方が良い状態をキープできます。
パーマ方法は髪質や希望のスタイルで選ぶ
いろいろなパーマ方法があって迷ってしまうかもしれませんが、どのパーマを行うかは、自身の髪質やどんなスタイルにしたいかで決めると良いです。しっかりとしたカールをだすならデジタルパーマ、ふんわりとしたニュアンスをだすならコールドパーマや水パーマが良いですが、髪質や施術歴によって適しているパーマ方法は変わってきます。あらかじめやりたいスタイルをきめておいてサロンで相談すると良いですよ。
パーマで髪が傷む原因は乾燥しやすくなるから!
パーマはどの種類のものでも、髪の結合を解いてカール状に形をロックするという原理は同じです。そこで気になってくるのが「乾燥」です。特に、もともと切れ毛やダメージが多い髪だとパーマをすることでさらに髪が乾燥しやすくなってしまいます。パーマで髪が傷んだと感じるののほとんどの原因はこの「乾燥」にあります。
そこでクオーレではオゾンパーマをおすすめしています。
オゾンパーマでは、通常のパーマ施術の前後にたっぷりと髪に必要な水分や油分、タンパク質などをいれていくのでパーマでおこりがちな乾燥を防ぐことができます。そしてオゾンのスチームをかけることでキューティクルを引き締め、補った栄養をしっかり中に閉じ込めます。
パーマ液独特の嫌なニオイがしにくいのもオゾンパーマの良い所ですね。オゾンパーマはダメージが気になる方でも安心してできるパーマですので気になる方はぜひ試してみて下さい。また、同時にトリートメント施術を行うことでもパーマによる乾燥を防ぐことができます。サロンでのトリートメントは高濃度なので、パーマと一緒に行うことでアフターケアもより楽になりますよ!